9/20(土) 校区別人権・同和教育懇談会
2025年9月21日 12時29分9月20日(土)に校区別人権・同和教育懇談会を開催しました。
たくさんの保護者の方々、地域の方々に来ていただきました。
それぞれの学級で人権・同和教育の視点に立った授業を公開しました。
どの学級も講演のテーマにつながる視点で授業を行っていました。
1年生は「自分を知る」という内容でした。
自分の好きなこと、苦手なこと、得意なこと、頑張っていることを記入し、友達と伝え合っていました。
じっくりと自分を見つめまとめたことを、友達にしっかりと伝えていました。
2、3年生は世界に一つだけのアルバムを作っていました。
自分は○○を見ることが好きです。○○をきくことが好きです。○○を触るのが好きです。などと、自分を見つめてアルバムに記入していきました。
友達の発表を聞いて、「同じだ。」「似ている。」というつぶやきが聞こえました。
4、5年生は「権利の熱気球」という教材を基に、大切にしたい自分の権利について考えていきました。
自分が大切に思う権利が、友達が大切に思う権利と違っていたり、大切に思う重さが違ったりすることで、人権について考える貴重なきっかけになったようです。
6年生は友達のいいなあと思うところをワークシートに書き込んでいきました。他の友達が書いたことは見えないようになっていたので、自分が日頃思っていることを自分の言葉で書いていきました。
その後、友達に書いてもらったワークシートを見た後に、今度は自分の長所について書いていきました。
授業の最後には、一人一人が自分の長所は○○です。これは学級の○○に生かせそうです。そしたら、学級が○○になると思いますと発表していました。照れくささもあったようですが、全員きちんと発表したそうです。
どの学年も自分を見つめる時間を取り、自分のことを大切にしてほしいという授業者の思いが伝わってきました。
「子どもの人権と自尊感情」というテーマで、宇和島市人権教育協議会宇和島分会長の酒井忠彦先生に講演をしていただきました。
幸せに生きる力のもとになるものは、自尊感情であり、それを支えるものは「自己愛」だと話されました。
自分を好きな時もあるけれど、嫌いになる時もあるのものです。こんないいところがあって、こんなところもあるけど、自分でよかったと思えるということはとても素敵なことですとも言われました。
目の前の子どもたちが自分のことを好きでいてくれるように、私たち周りの大人はどうすればいいのかたくさんのヒントをいただきました。貴重な1時間になりました。